だって君が好きだから。



たくさんたくさん
優しいキスをしてくれる。




「今日、ずっといてよ」




そんな甘えた声で言われたら
可愛いすぎてヤバいよ〜




「今日はずっとこうしてたい」





そう言ってあたしを強く
抱きしめてキスしてくれる。




「お母さんに連絡してみるよ」




「…ダメダメ、
お母さんに心配かけるから
お泊まりは禁止です!」




修は先生みたいな
言い方をする。
ふざけてるようだけど
ちゃんとあたしのこと
心配してくれてうれしい。



「禁止なの?」




「ん〜クリスマスとか
特別な時はちゃんと俺が
許可もらうから、そしたら
お泊まりオッケーだよ」




「楽しみだね。」




「今日はもうちょっとしたら
帰ろうな。送るしさ…」




「うん、わかった」




「いい子いい子」




そう言ってあたしの
頭を優しくなでる。





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