だって君が好きだから。


「バイト探しにこの辺り
ブラブラしてたらババァに
5万あげるって言われて
俺、着いて行っちゃって。
そしたらホテル連れてかれて
無理矢理ヤられてさ。
もうそっから自分の身体とか
そんなの、どうでもよくて
お金もたくさんくれるから
ババァとヤりまくった。」




「…キョーちゃん。
大丈夫だよ、泣かないで。
キョーちゃんはよく
がんばったよ、本当に。
気づいてあげられなくて
本当にごめんね…。」




「…今、
優梨がこうしてくれてるだけで
俺は十分だよ。ありがとうな」




「キョーちゃんは
あたしの大好きなキョーちゃんだよ。
そんなことがあっても
それは、変わらないからね。」




「俺、汚いよ?
本当はこんな汚い身体で
優梨を抱きしめたくない。」




「なんで、そんなこと言うの?
キョーちゃんは綺麗だよ。」




「…優梨。ありがとう。」



「ううん」




「もうちょっと
こうしてていいか?」




「うん」




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