だって君が好きだから。
ピンポーン
修の家のインターホンを鳴らす
『はい?』
「えっと、優梨です」
『…帰ってくれないか』
「どうして?…あたしね、
修に話したいことがあって」
『まだ、優梨の顔見れねぇ』
ガチャっと
インターホンを切られた。
「修っ!」
修はきっと開けてくれるもん。
信じて、待つんだあたし!
………………
「寒い…」
もうここにいて
どれくらいたっただろう。
修は今、何考えてるのかな?
悲しんでなかったらいいけど
ピロリロリーン
あたしのケータイが鳴り響いた。
お母さんからメールだった。
もう、21時か…
ごはんはいらないって
返しておこう。
ガチャ
ドアが開いて修が出てきた。
「修!」
「帰れって言っただろ」
「だって、…」
「ごめん、中入って」
修はあたしの手を
引っ張って部屋に連れて行く。