だって君が好きだから。
切符の買い方ってよくわかんない。
真樹とキョーちゃんはもう
改札入っちゃってる。
どーしよう。
「おい、なにやってんだよ。」
「あっ、修〜!
切符の買い方わかんないよ〜
どうやって買うの?何駅まで?」
「バーカ!お前はガキか!
かしてみ?俺が買ってやるから。」
「ありがと修〜!」
修は手際よく切符を買う。
アイツのとこに行くとき
切符をよく買うから慣れてるのか。
せっかくテンション上がってたのに
なんか下がっちゃったな…。
「ほらよ、行くぞ優梨。」
そう言ってあたしの腕を引っ張っる。
ヤバい…うれしい。
またテンション上がってきた!
今日は修にアイツがいるなんて
忘れて楽しもう。