だって君が好きだから。
「わぁ〜!遊園地だっ!
ジェットコースター大きい〜!」
あたしは久しぶりの遊園地に
興奮してテンションが高い。
「優梨ガキみてぇ〜」
キョーちゃんが笑って言った。
「十分にガキじゃん!」
キョーちゃんの横から
修が意地悪を言う。
いつもならここでいい返すけど
今はテンションが高すぎて
何言われても平気♪
「ねっ、ねっ!早く行こう?
あたしジェットコースター
乗りたい!」
「あたしパス。
今日はちょっと無理かも。
電車で酔ったゃっから。」
「あっ、悪ぃ。
俺もジェットコースターは…」
真樹とキョーちゃんは
そう言って一緒に乗ってくれないみたい。
あたしは修をじっと見つめる。
「なんだよ?」
「……。」
ずっと修を見つめる。
「わかったって!
ジェットコースター乗りゃ
いいんだろ?一緒に!」
「わぁーい!」