だって君が好きだから。



修の病室の前に着いた。




どうしよう、なんか緊張する



「いくよ?優梨〜」




「あっ、うん。」




ガラガラ



「あれ?恭平じゃん」




「おっ、なんだ元気じゃん
もって死んでるのかと思った」





「ははっ、死んでねーし
てか、笑うと痛いんだって」




「じゃぁもっと
笑わせてやるよ。
入っておいで〜」



キョーちゃんの声が聞こえて
ゆっくりと病室に入った。



「…え、優梨?」




「うん、…大丈夫なの?」



「やっ、うん。まぁまぁ」



「なんだよお前ら
そのぎこちない雰囲気〜」



「やっ、何か緊張する」




修が照れくさそうに
頭をポリポリとかく。




「じゃっ、邪魔者は消えます」




キョーちゃんはそう言って
病室をでて行った。





「あっ、キョーちゃん…」



いっちゃった…
気まずいよ〜




なんて話せばいいの?


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