おっきなONE WAY LOVE(仮)
「…何するの?
ゆっ…ゆーきは苗字だよ?
フルネームは結木直人!」


なんとか誤解を解こうと
慌てて話す


「は?…苗字?」


「うん…」


それからしばらく
恭介は何かを考えてる
みたいで黙っていた


そしていきなり私を
抱きしめた


「ごめんっ
俺、俺…
手を上げるなんて最悪
だよな…本当ごめん…」


さっきとは全く違う声・表情で
私に必死に許しをこう



さっきのはなんだった
んだろう…


そう不信に思いながらも
追求することは出来ず
ただのヤキモチかな
なんて軽く思っていた
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