ストレンジソルト
原因はほぼわからない



お父さんお母さんはどうしたらいいかわからない

もちろん詩音もわからない


お医者さんは

「聴覚障害の子について相談が出来るセンターやサポートしてくれる所はあります。


学校もあります

今から高校まで一貫して通えますし


連絡先を教えますよ」



すると黙っていたお母さんの口が開く



「いえ



この子は普通の子として育てます



なので










結構です」




お医者さんは少し間をおいてお母さんに言葉をかえした

「…………わかりました

しかしこれだけは頭にいれておいて頂きたい



この子は普通の子とは少し違うんです




それだけは


それだけは理解をしておいてください。」







お父さんは真剣な顔でハイとうなずいていた


お母さんはただ呆然としていた

「この子は







どこも悪くない」
< 13 / 13 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop