約束
『んなっ!!馬鹿じゃねぇの!?』
急に頭に響く声が荒くなる。
俺は白い光に包まれてぼぅっとなった。
「ぁ・・?ここは?」
いつの間にか葬式の場所から移動して、白い何もない世界に俺は立っていた。
「どこだ?」
『お前なぁ・・お前が成仏しねーから俺が直接出てくるハメになったろ!!』
後ろから声が聞こえた。
「ばっ!嘘!」
振り向くとそこには俺がいた。
「何これ!?」
『何驚いてんだよ。』
「何で俺が2人いるんだよ?」
『俺はお前なんだよ。』
「お前が俺?」
そいつはニヤッと笑って頷いた。
「意味がわからねぇ。」
『お前が成仏したら俺は下界に生まれることができるんだよ。』
「なんで俺の顔をしてるんだよ。」
『なんで?なんでかって?』
そう言うとそいつは自分の顔をグニャリと曲げた。
「うわっ!!」
そいつの顔は見る見る混ざってゆく。
『こういうことなのよ。』
そいつはまた違う顔に化ける。