苦くて甘い恋愛中毒
会うたび、強く逞しくなる朋佳。
仕事もプライベートも全力で挑む真鍋編集長。
自由に、気高く、思いのままに生きる理恵。
仕事にすべてを捧げる、捧げることのできる、要。
私はそのどれにもなれなくて。
ひとりで生きていけるほど強くはないし、誰かに縋って生きることもできない。
仕事に恋愛に、大事なものはあるけど、それだけのために生きていけるほどの覚悟もない。
中途半端な自分が、嫌いだった。
好きになれなかった。
でも、それでもいい。
中途半端な私だけど、誰にもなれない私だけど、だからこそできることがきっとある。
支え、助けてもらった分だけ、別の形で誰かを救えることだってある。
そう、信じる。
信じて歩いていく。
要と、一緒に。