ミツバチ
蜜の味
それから1ヶ月近くたった今でも沢渡とは一言も話していない


イケメンを見つけたら、すかさず話しかけ携番&アドレスを聞く、この私が!


携番どころか話しもしないなんて奇跡だわ…


まぁ仲良くなんてしたくない、とまで言われたら

こっちだって!みたいな意地だけで沢渡とは話さずにいた。



そんな昼休みの事


千歳といつものように、ご飯を食べていると…


「ねぇねぇ聞いた?沢渡くん今月にはいって、もう4人も振ったんだって」


「へぇ~それは凄い!!凄いねぇ」


「ハッチ…あんた沢渡くんの事、根に持ってるでしょ!」


千歳の鋭い質問に別に!!と答えサンドイッチにかぶり付いた。


怪しい表情で見る千歳に

「本当に根になんか持ってない。私は今いるイケメン達で満足してるの」


と千歳に念を押した。


~♪♪♪♪♪~


携帯を手に取りメールをチェックする


前に逆ナンした男からデートのお誘い、私はOKのメールを返信した




この後、思いもよらない展開になるとは…



私は想像していなかった




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