緑の風がそよぐとき

次の日の朝、わたしの足はやっぱりあの神社へ向かっていた。

ぐちゃぐちゃなわたしの心はあの神社を欲していた。

あの静かな空間で気持ちを落ち着かせたい。

鳥居をくぐると、今日も誰もいない。

あの青年もいなかった。

社の前で手を合わせる。

振り返れば、あの青年がいるんじゃないかと思って、ぱっと振り返ってみた。

けれど、静かな境内が広がるだけ。

やっぱり夢か幻だったのかな。
銀髪の青年なんて、ね。

「あー、もうっ。倫太郎が変なこと言うから、余計に頭の中がぐちゃぐちゃだよ」

少しはすっきりするんじゃないかと思って、気持ちの一部を吐き出してみる。

けれど、そんな簡単にはいかない。


< 27 / 27 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

初恋と流れ星
ayuran/著

総文字数/6,052

恋愛(その他)17ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
結婚式を目前に、 10年も前の初恋の人の夢を見る… わたしは結婚に対して 彼氏と温度差を感じていた… そんなときに初恋の人に会い、 胸が高鳴る…

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop