アクオー
「こんな状況で。卑怯だわ」

トミーは、恥ずかしそうに頬を隠す。

「本音を言っただけだよ。キミは綺麗だ」

正義を貫いた達成感からなのか、今の僕には自信が満ち溢れていた。


深夜の漆黒の夜空に舞い上がる巨大な炎。

フワフワと舞い散る黒い雪。

この世のものとは思えない程、美しい幻想的な世界。

その夢の様な世界の中で、僕は彼女を肩に寄せ、そっとくちづけをした。
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