Gメン達の挽歌【短編】
どれくらい気を失っていたか分からない。

目が覚めると両手両足を縛られていた。

「俺達をどうするつもりだ」

隣には制野も縛られている。

「どうもしないさ。俺達の邪魔さえしなければね」

「なにぃ」

くわえタバコで見下ろす男の顔を見てピンと来た。

「お前、林だな」

以前、シンジケートの情報書類で、この男の写真を見た記憶が有る。




「御存知とは光栄ですな」
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