愛のカタチ
「紀衣、飲み過ぎ。これは没収な。」
紀衣の持ってた酒の入ったグラスを取る。
『やぁ〜…まにゃ飲みひゃいのに〜』
もはや呂律さえ回っておらず目が虚ろだ、これは早く家に帰らした方がいいな。(もちろん、俺が。)
すると突然、紀衣の目が俺に向けられた。
『あぁ〜!!俊也〜…』
最初の『あぁ〜!!』が良くなかった。
あまりにも声がデカすぎて皆こっちを見てる。
紀衣が席を立ち、俺の横に来た。
『俊也〜』
「何?」
『んん〜好きぃ…』
すると突然、紀衣は俺に抱きついてきた。
「えっ、ちょい紀衣!?」
驚いた。酒がここまで紀衣の性格を変えるとは…
『お願い…キスして?』