Monsoon Town
そんな2人のやりとりを見ながら、ひまわりはトーストを頬張っていた。

「そもそも、キッチンの主導権はひまわりに譲ったはずだろ?」

コーヒーをすすりながら陣内が言った。

「お前たちのいいところを邪魔するのも失礼だと思ったから、代わりをしたまでだ」

トーストを口の中に放り込みながら、藤堂が言い返した。

「別に、お前が考えてるようないかがわしい出来事はない。

1つのベッドで抱きあって寝ていたことは認めるが」

「陣内、言い方がやらしい」

藤堂にツッコミを入れられた陣内は黙るしか方法がなかった。
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