結婚恋愛
「麻生さん・・・ですよね?」
「・・・・・・・・・???」
名前を呼ばれて、美世が振り返る
「覚えてませんか?一度、お会いしたんですが・・・」
爽やかな笑顔を浮かべて、スーツ姿の男性は名刺を差し出す
「藤田 陽平・・・・・・あぁ、以前社長に会いに来た方ですね。申し訳ありません、忘れてしまうなんて」
困ったように笑う美世に、藤田 陽平は変わらずに爽やかな笑顔
「いえ、いいんですよ。あの時は、上司についてきただけですから、記憶に無いのは仕方ありません」