結婚恋愛
「海に行くからって、泳ぐわけじゃないよ。冬の海、好きなんだよね。散歩するだけ」
にっこり笑う彬を見ながら、美世は残った味噌汁を飲み干した
車のキーを鳴らしながら、彬が玄関で美世を待つ
「お待たせしました」
「そんなに待ってないよ。大丈夫?」
「大丈夫です。社長が運転するんですか?」
彬の手にある車のキーを見て、美世が尋ねる
「たまにはね。不安?」
「社長が運転する車に、乗ったことがないので・・・」