赤ずきんちゃんと狼くん-結婚編-

するとわたしの体は宙に浮き上がり、十字架に張り付けられたかのような格好で動けなくなった。
そんなわたしを満面の笑みで眺める彼。


「いやぁぁあ‥っ!降ろしてぇ!」



羞恥と恐怖で泣き叫ぶわたし。
彼はまた右腕を振り上げた。

――降ろしてくれる。そう思ったわたしの期待は外れ、更に恥ずかしい格好になった。



「とても良い眺めだよ?綺麗な身体だね‥」



うっとりとした表情でわたしを見つめる彼だが、見られているわたしは何も纏わずに大きく脚を開いていて、とても冷静ではいられない。



「や‥っ、やだぁ‥!み、認める!認めますからっ‥!」



必死に訴えるわたしに、彼は楽しそうに゙何を認めるの?"といった。



「あ、あなたに魔力があることよ!認めるから降ろして下さい!」


と言うと同時に、彼は再度右腕を振り上げ、わたしの体は土の上に戻された。



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