赤ずきんちゃんと狼くん-結婚編-

キッと彼を睨みつけるわたし。



「服も返して!」



「僕としてはもう少し眺めていたかったんだけど‥。家に着いたらまた見れるし今は我慢するか」



言い終えると同時に、また腕を振り上げる彼。
しゃがみ込んでいたわたしの体に赤いワンピースが戻ってきた。
戻ってきたのはすごく嬉しい。
羞恥でどうにかなってしまいそうだったから。
けれど、今のわたしにはそんなことよりも先程の彼の言葉がとても引っ掛かる。



「あなたの家に着いたら‥、その‥、つ、続き‥す、する‥の?」

熱くなる顔を見られないように、足元を見つめる。



「くす‥。そんなに期待しないでよ。もちろん、するけどね」



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