忠臣蔵外伝 〜元禄恋物語〜






「ごめん下さい。ごめん下さい」

「はい!いらっしゃいませ」

そこには九十郎さん、ではなく別の人が迎えてくれた。





「あの…九十郎さんは‥‥」

「あぁ九十郎なら、今用事を頼んで外に行っているよ。でも君たちは九十郎に何の用?」

「あ、はい、あたし達は昨日ここに買い物に来て、九十郎さんと仲良くなったんです。九十郎さんが、今日もおいでと誘ってくれたので今日も来てみたんですけど、九十郎さんがいないなら、帰ったほうがいいですよね」

「いやいや、うちは大歓迎だよ。あぁ、申し遅れた、俺はこの小間物屋の店主で善兵衛っていうんだ。よろしくな」

「よろしくお願いします」





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