-Promise-
玲二先輩は学校で一位二位を争うほどかっこよかった
妬み嫉妬に追いやられ
悲しかった
辛かった
でも…
玲二先輩のそばにいたかった
初めて人を好きになった
その気持ちをわかってほしかった
「なぁ…」
それは玲二先輩の家に遊びに行ったときのこと
「キス…していいか?」
玲二先輩が初カレの私には
もちろんキスなんてした事がなくて…
『あっあの私…』
顔を赤らめておどおどしていると
玲二先輩は優しく私を抱き締めた
「俺じゃ嫌?」
『ちっ違います!!
はっ恥ずかしくて…』
「可愛い…凛
お願いだからこっち向いて?」
玲二先輩のほうをみると
目がバチッとあい
引き寄せられるように…
私たちは口づけを交わした