-Promise-
「ハァ…この状態見てわかんない?」
『えっ…?』
「俺には今美魅がいるから
別れてくれる?」
『どうして?』
「行こう美魅」
「うっうん」
美魅は私をチラッと横目で見て
ニコッと笑った
許さない
許さない許さない!!
私は崩れ落ちた体をゆっくり持ち上げた
フラフラした足取りで美魅に近づく
『…許さない』
「えっ?」
『あんただけは許さない!!』
「キャッ!!!いった…」
美魅の髪を思いっきりひっぱり
美魅はその反動で大きく尻餅をついた
「やめろ!!」
『ど…して?
なんで美魅をかばうの!?』
玲二は目を反らし何も言わなかった
『私は…私は…
ただ玲二が好きなだけなのに』
どんなに辛くても
玲二の"好き"で安心できた
ただそばにいてくれるだけで
こんなにも幸せだったのに
涙がでそうだった
私は二人を横目に走り出す
どれだけ人にぶつかっても
ただただ走り続ける
零れ落ちた滴は雨が綺麗に拭いさってくれた
『ああぁあぁあ!!』
どれだけ泣いても
どれだけ叫んでも
あんなに愛した人は
もう隣にはいない
三年間の愛は
作られた愛
三年間の友情は
偽りの友情
三年たった今
残されたのは孤独だけだった