REAL HOPE Ⅰ



「ジュンちゃんね。俺はハルマでそいつがレツ、ちなみに高二」




「ジュンちゃんは何年?」



「高一」




ハルマはニコっと笑うとそのまま前を向いて他愛もない会話をし始めた



私はその話しに合図ちを打ったり打たなかったり、



「着いたよ!」



しばらくして声を出したハルマにうとうとしていた私の目がキリッと覚めた。



私の隣のレツは一切何も喋る事なく目的地までのドライブは終了して



この空気の中寝そうだった自分に尊敬する。



車をおりようとすると
さっきの恐い面の運転手の兄ちゃんがドアを開けてくれて少しビビった私は声がどもる



「あ、りがとうございます。」



「いいえ」




やっぱり何か恐い面…





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