年下の君に愛されて、、、【長編】
『あ~…もぉ…なんでだよ』
頭をクシャクシャ掻いて
はぁ…。とまたため息をつく
顔を上げた悟は
さっきみたいに睨んでなくて
優しくて
いつもの悟で私を見てくれた
それだけで安心する
心が軽くなるの…。
『こっちおいで優衣花』
手招きする悟
優しい声で心があったかくなる
私はゆっくり立ち上がって
ベッドの上に座る
やっぱり悟は悟だ…。
なにをしてもどんだけ傷つけても
最後には私を許して
優しくしてくれる。
『言わなくても良い…』
『へ…?』
グスッ…
鼻をすすりながら悟を見上げる
悟は半分諦めた感じで
『優衣花は優衣花だもんな~…仕方ないか…』
なんて意味深なことを呟く。
悟は何を言ってるの
頭の中で考えるけど分からない
『悟…?』
『言葉じゃなくても良い、行動で示せば?』
そう言ってニッて笑うと
両手を広げて
ん?
と首を傾ける
悔しい…。
余裕な感じが尚更
でも…
好きなんだもん
悔しいけど
いっぱいいっぱいで
ドキドキしてる。