second〜切ない恋の物語〜
[6]知りたくない事
「それ、かなり脈あるじゃん!」

学食で人気の焼き飯あんかけを食べながら、

奈津美は言った。

奈津美とは、大学の入学式の日に

たまたま隣に座った縁で、

何かと交流を持つ様になった。

奈津美と話していると、

高校時代に帰れる。

言葉を選んで話さなくてもいい感じや、

小さな事でも笑える感じ。

奈津美は、私の大切な友人になっていた。
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