second〜切ない恋の物語〜
[2]インスピレーション
ドアを開けると、いい香りがした。

柑橘系の香り。

アロマは、匂いにも色々あって苦手な匂いもあるけど、

この匂い、いや、この香りは好き。

店内は、入って左にはテーブル席。

右はカウンター席になっていて、その並びにはレジがある。

どうやら、セルフの店らしい。

「いらっしゃいませ」

笑顔で対応してくれたのは、同い年ぐらい?の女の子。

唇はグロスで輝いていた。
「アイスコーヒー一つ。」
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