second〜切ない恋の物語〜
[3]出会い
採用の連絡が入ったのは、
大学の講義が終って、ラウンジで休憩している時だった。

早速、今日から入って欲しいと言われ、

急いで帰りの準備をし、電車に飛び乗る。





ラッキーな事に電車は空いていた。

座って、かばんから鏡を出す。

顔を見て、化粧のチェックする。

髪型も軽く手ぐしをといて整える。






電車の窓を何気なく覗くと、

綺麗な夕日。



都会でも、綺麗に見れるんだよな。



夕日を見ながら、ふと思い出す。





「あの彼はいるのかな…」
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