先生…ごめん、愛してる。【完】
  

「ねぇ、彼女。」


「(無視、無視)」


「ねぇ、一緒に遊ばない?」


 チャラ男が声をかけてくるが完全に無視した。


「シカトしてんじゃねぇ!」


「放して!」


 腕を掴まれて羚音は、叫んだ。


「やっと口利いてくれたね。行こうぜ。楽しいからさ。」


「そうそう。」


 知らぬ間に男が1人増えていた。


「放して。」


「「はーい、行くよ~。」」


「いや、放して!!」


 羚音は、両腕を掴まれて車に乗せらそうになる。


「何やってる!」


「木田さん!」


  
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