先生…ごめん、愛してる。【完】
  

 倖せなのに怖い。



「先生…酷いです。私…何もしてないのに。」


 まいは、泣く。

 話しを聞く為個別教室で聞いていた。


「…いや。」


「私…関係ありません。」


「解った。葉守見は、外を歩くの見ただけ何だな?」


「そうです。」


 まいは、大泣きする。


「帰っていいぞ。」


 城は、少女を返した。


「羚音……犯人は、誰だ?」


 城は、羚音を想って呟いた。



 倖せを手に入れると
  恐怖がゆっくり歩み寄っ
 てくる。

 閉じ続けて守られるモノもある。


  
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