SEASONS
ふわりと抱き締められた。


「……カレーくさいでしょ?」

急に恥ずかしくなって、照れ隠しにそんなことを口にした。


「おいしそう」

「……何かそれ、エロオ……ん」


キスをされ、押されるままに数歩下がると、ふくらはぎにベッドのふちが当たった。


座らされて、そのままゆっくりベッドに倒される。




「──彩」

「!!」


「……って、呼んでいい?」

黙ったままうなずくと、小さく微笑んで、額にキスを落とされた。



「本当に、いいの?」
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