いつわり彼氏は最強ヤンキー[完]
「……あらまあ」

久世玲人の姿を見た途端、お母さんの顔がニターと緩んだ。


……絶対誤解してるっ!!

「菜都、彼氏?」

「お母さん!!違うの!!」

嬉しそうに聞いてくるお母さんに「違う違うっ!!」と詰め寄った。


「クラスメイトなの!!ちょっとケガしてたから、手当てしてただけ!!」

「あらそう」

「本当だってば!!」

この様子だと全然信じてない!!もう~勘弁してよ!!


ニヤニヤしながらお母さんは、今度は久世玲人に話し掛けていた。


「お名前は?」

「……久世、です」

「ご飯、食べてく?」

「お母さん!!何言ってんのよ!!」

勝手に話しを進めるお母さんに、怒りを通り越して恥ずかしさがこみ上げてくる。



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