初恋~一生で一度の恋~

幼稚園が始まった

岩本架とは同じクラスだった

私は両親の短所ばかり持って生まれてきた

母の肥満体、父の目が細いところ

特に、太っていて顔がパンパンだったこの時は男子の一部からポケモンの太ったキャラクター「カビゴン」と呼ばれていた

私は好きな男の子がいた

その男の子は私をいじめる訳でもなく、ただ見ているだけだった

私はその男の子にほっぺにキスされた

私は期待した

生まれて初めての恋。

しかし、その男の子は女子皆にやっていた

私の初恋はただの遊びに過ぎないだろう

岩本架も私をいじめる訳でもなくただ遠くからいじめる姿を見ていた

いじめられるのは悲しく、苦しかったけど、大好きな女の子と遊べるのが楽しくて、毎日通った

あっという間に月日は経ち、卒園式を迎えた

そして、小学生になった

岩本架とは同じ小学校

私は初めての小学生に胸をときめかせていたがそんなに甘くはなかった
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