同居から始まる恋もある!?
「「えええ!?」」
「お静かにお願いいたします!」
思わず大声を上げた俺たちは、飛び込んできた看護師さんに、思い切り怒られてしまった。
マスターだけがそ知らぬ顔だ。
スッと通った鼻筋に、ゆるいパーマのかかった柔らかそうな質感の髪。
奥二重の瞳はいつでも優しく揺れながら、ひとりひとりのお客を観察し、その様子から好みをしっかりと導き出す。
確かに、彼のスキルは熟練されたものがあった。
年齢不詳だけど、てっきり、
「37か、8、もう少しうえだとしても…40前後だとばかり…」
「昔から童顔で、歳相応に見られないんだ。けど、今回のことで、ちょっと年齢を実感してしまったよ。悲しいねェ…」
そう言って、マスターは言葉とは裏腹に、随分愉快そうに笑う。
―というか、見えなさすぎだろう。どうやったらその若さをキープし続けられるんだ。