同居から始まる恋もある!?
心底呆れた顔をして、律は何も言わなくなった。
それを勝手に"OK"と解釈して、一緒に律のマンションへと向った。
タクシーを10分走らせたところに建つ高級マンションは、さすがにセキュリティがしっかりしている。
17階ワンフロアを貸しきる律に思わず目を丸くしてしまった。
「さっすが、現代に現れたガラス王子」
グラスに注がれたグリーンティを受け取りながら、俺は今にも人を殺しそうな顔をした律に向って誤魔化すように笑ってみせる。
「ノンアルコールかぁ」
「…それ返せ」
「うそうそ!いただきます」