同居から始まる恋もある!?

違和感を感じた。

それがなにか、すぐにわかった。芹生は、さっきからきちんとわたしの顔を見てくれていないのだ。


「あ、芹生。悪い、ちょっとマネージャーから着信が入ったから電話してくる」

「え?」

「それじゃな、サチ」


絶対嘘だ。ほんとうは連絡なんて入ってないんだ。

去り際に、相田さんは「頑張れ」と耳打ちをしてきたのだから。


相田さんがいなくなってしまい、ますます気まずい雰囲気になってしまった。


「芹生…、あの」

「なに?」

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