べいびー☆ぱにっく



「ひひにきはっへるはないっ!」
(訳)良いに決まってるじゃないっ!


「でも…」

お母さんに報告すると、さも当たり前かのようにケロッとこたえた


「はいはい、おはがわりになるっへほとなんはし……」
(訳)だいたい、親代わりになるってことなんだし…

「おい。饅頭食べるの一回やめたらどうだ。聞き取りにくい。」



「へっ?」
―モグモグ


饅頭を口いっぱいに頬張っていたお母さんは、ズズッとお茶をすすり流し込んだ



「ふぅ。美味しかった~」


「箱1つ分、ペロッと食べやがった…」


「まぁまぁ、ゆき君。働かざる者食うべからず、甘いものには手段を選ばず早い者勝ち!
って、言うし!」


「…聞いたことねぇよ。」



な、な…なんか話がズレてるような…


「とにかく話を戻そう…」




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