べいびー☆ぱにっく




◇◆◇◆◇◆


こんなに驚いたのは久しぶりだ


どっからどう見ても――


“ちび”


156とか言っていたが…
俺からすればただのちびだ。

おまけに腕なんかひょろひょろ
華奢な体系からはこのケンカの強さは想像できなかった



「とにかくっ!誓ってよ!もうケンカしないって。」


何を言い出すかと思えば…
この女…


「お前アホだな。」

「…はぁっ!?」


誰がやめるか。
てゆーか、なんでコイツはそんな必死なんだ?




あぁ、そっか…分かった

「―お前、あの親に媚びでも売ってんだろ?」


「―――ッッッ!?!?」



ひかるは目を大きく見開き拳をギュッと握りしめた

「…図星?」


「ちょっと!あんたねぇーー!」
「愛弓っ……!!」


フッと笑う俺に、ひかるの横にいた女が俺に詰め寄って来たがひかるはそれを何故か止めた



「っ…!」


「…なんだよ」



それどころか、アイツは若干、涙目になりながら俺を睨んでくる




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