べいびー☆ぱにっく



しかし次の瞬間ひかるは俺をすごい形相で睨みつけた



――――バシッッッ!!!!!


そして左の頬っぺたに痛みを感じた

「………」


あまりのことに声も出ない



コイツは俺を本気で殴りやがった




「何すんだよ!!!」
「言ったでしょ!?あんたがそうならアタシも全力でぶつかるって!!」




マジでなんだよ?この女…



「そんなに親に媚び売りたいか?」


嫌味っぽく言ってみた

しかし彼女の真剣な表情が変わることはなかった



「そんなんじゃない…」

「は?」

「アタシは本気であなたを救いたいって思ってる。」



――は?救う?



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