先生、男と女になれません。 -オトナの恋事情ー
ラノベを雑誌連載し始めた頃、勝手が分からず、ただひたすら指定された枚数を書いていたら


『神崎君、ただ書くだけじゃダメだ。読者に次の発売を期待して待ってもらえるように、ある程度の含みを持たせて次回に繋げるようにしなきゃいけない』


そう原さんに注意された事を思い出す。


でもケータイ小説の世界でそれが通用するだろうか?


無名有名問わず作者や作品が数多く存在している中、更新をして『新着更新コーナー』へ作品を出さなければ読み手の目にも留まらないというのに。


それに僕はまだファンがヒトケタしか存在しない、という事はPV数も限られて来るからランキングにすら載らない。


闇しか見えない状況の中、PCを前に考え込む。


どうやったら作品のPRが出来るかを。


他の作者の作品を読み、感想を残せばいいのだろうか?


それともサイト内の宣伝掲示板を使って、PRすればいいのだろうか?
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