先生、男と女になれません。 -オトナの恋事情ー
最初から飛んだハプニングに遭遇しつつも無事にフェアリーランドへ到着し、乗りたいアトラクションを聞いてみる。


「宮澤さん、何か乗りたい物はありますか? 」
「イッツ・ア・ショータイム」
「へ? あれゴンドラに乗って踊る人形を観るだけですよ」
「悪いか? 」


選択したのは子供でも乗れるユル系、何の驚きも動きも無い。


もしかして絶叫系が苦手なのかと思うが、そこを突っ込むとロクな目に遭わないと遠慮をし、任せてみれば


「次はジャングル・ライダー」


と言われる。


やっぱり絶叫系はダメなんだ、でも乗せたリアクションを見てみたい。


いつもの女王様然とした仮面を脱ぎ捨て、恐怖におののく顔を。


そんなイジワルな気持ちが芽生え『ホラーマンション』の前で、わざとダダをこねてみる。

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