先生、男と女になれません。 -オトナの恋事情ー
「ホラーマンションの中でのシーンを書かなくちゃいけないんで、絶対に乗りたいんです」
「イヤだ」
「お願いしますよ、オバケよりも強い宮澤さんと一緒でなきゃ、僕、乗れません! 」
「お前は男かっ! 」
アトラクションの前で激しいやり取りをしていると、周囲を人の視線で囲まれているのに気付く。
恥ずかしい状況だが、説得にはもって来いだ。
「宮澤さん、僕達見られてますよ」
「……」
「早く行きましょう」
手を取ってアトラクションの中へ逃げるようにみせかけて連れて行き、そのままライドへ乗り込む。
『ようこそ、100人の霊が棲むマンションへ。あなたが101人目になるのかしら~? オーッホッホッ』
ライドのスピーカーから不気味な声が聞こえたその時、宮澤さんの顔を見れば目をギュッとつむって、両耳をふさいでいた。
やっぱり怖いんだ……、作り物と分かっていても。
「イヤだ」
「お願いしますよ、オバケよりも強い宮澤さんと一緒でなきゃ、僕、乗れません! 」
「お前は男かっ! 」
アトラクションの前で激しいやり取りをしていると、周囲を人の視線で囲まれているのに気付く。
恥ずかしい状況だが、説得にはもって来いだ。
「宮澤さん、僕達見られてますよ」
「……」
「早く行きましょう」
手を取ってアトラクションの中へ逃げるようにみせかけて連れて行き、そのままライドへ乗り込む。
『ようこそ、100人の霊が棲むマンションへ。あなたが101人目になるのかしら~? オーッホッホッ』
ライドのスピーカーから不気味な声が聞こえたその時、宮澤さんの顔を見れば目をギュッとつむって、両耳をふさいでいた。
やっぱり怖いんだ……、作り物と分かっていても。