神様娘の憂鬱


「でもね。1人で遊びのってつまらないでしょ?」



私の問いに、赤ちゃんは頷いた。





「実はね、私とこのお兄ちゃんは人間じゃないの。

天界人っていって、こことは別の世界の存在なんだよ」



『てん…かい?』



「そう。そこには、ぼくみたいな子がいっぱいいる。
だから・・・そこに行かない?」




生きている間に何かをやり残し、心残りで幽霊になった後も人間界にとどまる幽霊は少なくはない。


だから、こうやって幽霊たちを天界に導くのも神様の仕事。






『…そこにいけば・・・・いっぱい遊べる?』



「うん。きっとお友達もたくさんできるよ」



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