先生アイシテル
病院を出て 車に戻る頃に、じわじわと女医に言われたことがだんだんと足の爪先の方から脳みそへと伝わってくる感じがした。


車に乗ってからも、しばらく走り出せない。



どうしてだ…

何故自分だけがこんな事にならなきゃいけない…?


ただひたすら…がむしゃらに頑張ってきた


普通に


人並みの幸せがほしかっただけなのに…


「俺が何したっていうんだよ…!」



クソッと
宮崎はハンドルに拳を叩きつけた



どんなに荒れてみても、事実は事実として変わることはない。



彼は まるで霧がかかったような冴えない頭で、今後の人生を考えなおさなくてはならなくなった。




若干…


24歳だった。
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