私こそ光る☆君 ~番外編~
「ありゃりゃ……☆」


どうやら雑巾がけの勢い余って、卓上に積まれていたプリントの山を崩してしまったらしい。


どうするのかと思ってしばらく様子を見ていると、首をめぐらす由依。

そして廊下の方に視線をやり、口を開いた。



「ハルちゃん、お願い。

これ元に戻しておいて☆」


あはは、自分で直す気ゼロなのね……。


「ハッ?

なんでこの俺様が!?」


不機嫌な返事が返ってくるのはこの人相手なら当然なわけで……。


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