俺の彼女は,隣の男と浮気中!?【短編】

「決まってないのに呼んだのかよ。」


文句をぶつけてやると、圭はにやりとする。


「何?先週みたいに、男同士でカラオケまたしたかった?」


ねえどうなの?と、のぞきこんできた。



「う、それは…」


そんなの本当に勘弁だ。
先週実際圭に引きずられ男同士でカラオケしたけど、虚しいったらありゃしない。

だってその男たちは、みな彼女無しだったから。

ちなみに圭も、外見は結構いけるほうだが、この真面目で細かいことにうるさいため女が離れていってしまって今は彼女無し。
どうせまたできるんだろう。



俺があまりにも嫌な顔をしたから、圭は笑った。


「心配しなくても、今日はねえよ。」



「今日はってなんだよ」


俺の突っ込みに圭は苦笑する。


「するときは連絡するよ。」



「……。」


またやるつもりらしい。。

次は仮病使ってやる。