永遠の星空
茉莉の変化
翌日、茉莉は仕事中も、あの雅大の言葉が頭を埋め尽くしていた。


『一度あんたとじっくり話がしたいねん。
 もう一度あんたに会いたいねん。
 会うて、いろんな話をしたいねんけど、いいかな?
 明日、ココで待っとる。あんたが来るの、待っとる。』

『どうして、オレのそばに来たんか、知りたい。
 じっくりいろんな話がしたいんや。』



―怖そうな人だけど、あんな歌声を聴かせてくれる人だもの。
 きっと、いい人に違いない。。。
 いい人?なんで私、こんな風に思ってるんだろう・・・




「茉莉・・・ちょっと、茉莉!」

隣りから声がして、ハッとした。
同じ会社で、親友の美歩だった。

「マリ、どうしたの?ぼーっとして。
 ほら!佐藤課長が呼んでるよ!!」

「あ、ゴメン。ありがとう!言ってくるね!」



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