永遠の星空
雅大は軽い足取りで待ち合わせのカフェへ向かっていた。



   こんな気持ちのええ朝に、目障りな赤やな・・・



雅大の横を赤いポルシェが通り過ぎて行った。

その車は、雅大の少し前で止まった。

 


    こんなけったいなの、誰や、
    乗っとんのは。




運転席から降りてきたのは、

優美子だった。



    優美子には似合わん車、
    いつから乗っとんや。
    




雅大が駆け寄ろうとした、その時だった。



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