永遠の星空
優美子が助手席側に回ると、窓から顔を出したのは、

見ず知らずの男だった。


    何やねん!!




雅大は目を疑った。


優美子はその男の頬にキスをしたのだ。




呆然とする雅大に、優美子は 

”ニヤリ” 

と笑った。




助手席の男は、雅大に目もくれず、

運転席に乗り換えてそのまま走り去った。



優美子は、

呆然とする雅大の顎を撫でながら、




「そういうことだから、ゴメンナサイ」



と言い残し、立ち去った。
< 6 / 14 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop