永遠の星空
突然、茉莉の携帯が鳴った。
「・・・もしもし」
「もしもし、茉莉ちゃん?
あなた遅いじゃない!
いったいいつになったら帰ってくるの?!」
母親の金切り声が聞こえた。
「英治(えいじ)さんも心配してるわよ!」
「わかってます。今帰るところです。」
ブチッ―
それは、雅大の耳にも届いていた。
茉莉は雅大に背を向けていたが、
不機嫌そうになったのを雅大は背中越しにも感じた。
「もう、嫌になっちゃうわ。
好きでもないのに、許嫁だからって・・・。」
―許嫁?どっかのお嬢さんか?
今時そんなんて・・・。
雅大は一瞬たじろいだが、心は茉莉を捉えている。
―このコんこと、もっと知りたい。。。
雅大は、いつの間にか
歩き出していた茉莉を追いかけた。
「・・・もしもし」
「もしもし、茉莉ちゃん?
あなた遅いじゃない!
いったいいつになったら帰ってくるの?!」
母親の金切り声が聞こえた。
「英治(えいじ)さんも心配してるわよ!」
「わかってます。今帰るところです。」
ブチッ―
それは、雅大の耳にも届いていた。
茉莉は雅大に背を向けていたが、
不機嫌そうになったのを雅大は背中越しにも感じた。
「もう、嫌になっちゃうわ。
好きでもないのに、許嫁だからって・・・。」
―許嫁?どっかのお嬢さんか?
今時そんなんて・・・。
雅大は一瞬たじろいだが、心は茉莉を捉えている。
―このコんこと、もっと知りたい。。。
雅大は、いつの間にか
歩き出していた茉莉を追いかけた。